GLI
GLI (Gaming Laboratories International)
ゲーミング機器・ソフトウェアの国際的試験認証機関です。
詳しい解説
GLI(Gaming Laboratories International)は米国本拠の試験認証機関で、世界中の規制当局から認定を受けゲーミングソフトウェアやRNGの公正性を検証しています。スロットプロバイダーが新タイトルを各管轄でリリースする際の認証取得に必須で、eCOGRAと並ぶ業界標準です。
GLI(Gaming Laboratories International)は米国本拠の世界最大級のゲーミング機器・ソフトウェア試験認証機関で、1989年に設立後30年以上にわたり業界の技術基準を支えてきました。本社はニュージャージー州ロワーティ(米国)で、世界20カ国以上に試験ラボを展開し、100以上の規制当局から認定を受けてゲーミングソフトウェアやRNGの公正性を検証しています。特徴は (1) 米国本拠の最大規模試験機関、(2) RNG(乱数生成器)の数学的妥当性検証、(3) ゲーム結果の独立性・周期性テスト、(4) 暗号化実装の脆弱性監査、(5) AML/KYC技術要件の検証、(6) 100以上の規制当局からの認定、(7) 業界標準のテスト基準(GLI-19等)を策定、(8) 認証取得後の継続監査義務、という8点が特徴です。GLI認証はゲーミングソフトウェアプロバイダー(Pragmatic Play・NetEnt・Microgaming・Playtech等)が新タイトルを各管轄でリリースする際の必須要件で、認証取得済みの機種・RNGはeCOGRAと並ぶ業界標準として認知されています。GLI-19はオンラインゲーミングシステムの認証基準として最も広く採用されており、MGA・UKGC・ニュージャージー・ペンシルベニア等の規制当局がGLI-19準拠を要求しています。GLIの試験プロセスは厳格で、最低5億〜10億回のRNGシミュレーションと統計的妥当性検証が含まれます。
具体例
実例として、Pragmatic Playの全スロット機種はGLI-19認証取得済みで、MGA・UKGC・ニュージャージー等複数管轄で同じRNGロジックの認可を取得しています。NetEnt・Microgaming・Playtech・Yggdrasil・Play'n GOなど主要プロバイダーも全タイトルにGLI認証を取得しており、業界標準の試験機関として広く認知されています。GLIの認証プロセスは (1) ソースコードの提出、(2) RNGの数学的妥当性検証(Chi-square test、Serial correlation test、Spectral test、Diehard test suite等)、(3) ゲーム結果の独立性・周期性確認(最低5〜10億回シミュレーション)、(4) ペイアウト率の長期収束検証、(5) 暗号化実装の脆弱性監査、(6) AML/KYC技術要件の検証、(7) 認証書発行、というステップです。認証取得後も定期的な再監査が義務付けられており、ソフトウェアアップデート時には差分監査が実施されます。GLI認証取得済みの機種は信頼性の証として、プレイヤーが機種選定時の判断材料となります。GLIは新興市場(日本のIR・米国の各州・南米・アフリカ)でのライセンス取得サポートも行っており、業界の規制対応のグローバルパートナーとして機能しています。プレイヤーがGLI認証を確認する方法は、プロバイダー公式サイトの「Certifications」セクションまたはゲーム情報画面の「Provably Fair / Certified」マークを見ることです。
関連知識
GLIは「RNG」(/glossary/rng/)の主要認証機関で、「eCOGRA」(/glossary/ecogra/)と並ぶ世界2大ゲーミング試験認証機関です。「ライセンス」(/glossary/license/)取得・維持の必須要件として「キュラソー」(/glossary/curacao/)「MGA」(/glossary/mga/)「UKGC」(/glossary/ukgc/)等で認可されています。「RTP」(/glossary/rtp/)「ペイアウト率」(/glossary/payout-rate/)の数学的妥当性を検証し、「暗号化」(/glossary/encryption/)「SSL」(/glossary/ssl/)の実装監査も担います。「オンラインカジノ」(/glossary/online-casino/)の技術基準を支える業界の根幹組織です。